中小企業診断士の資格を取るためには1,000時間以上の勉強時間が必要といわれています。
しかし、本業がある中で勉強時間を捻出することは非常に難しいことですよね。
今回の記事は、約1年間の独学で中小企業診断士の一次試験・二次試験を一発で突破することができた僕の1日のタイムスケジュールを平日編と休日編に分けて紹介したいと思います。
目標は一次試験までに1,000時間
中小企業診断士の勉強時間は一般的に一次試験は1,000時間、二次試験は200時間は必要といわれています。
一次試験までの残り期間からスケジュールを立てたところ、
平日:3~4時間
休日:6~7時間
の勉強時間を確保することが必要となりました。
平日は本業があるので朝と夜、休日は日中も勉強しようと決めました。
勉強を始めてから1か月後に妻の妊娠が分かりました。こんなに勉強時間を確保できるのは最後だろうと覚悟しました。
【平日編】目標勉強時間は3~4時間
上の画像は、ある1日の勉強記録です。
本業は基本的にテレワークでしたので8時過ぎから始業の10時まで約1時間半ほど勉強します。
朝は頭がスッキリしているので、過去問を多く解くことを重視していました。
たまに出社する日もありましたが、電車の中で過去問のアプリを使って問題を解いていました。
仕事はいつも19時過ぎに終わりますので、それから夕食をすぐに食べます。
夕食後、一息ついてから夜の勉強を開始します。
夜も基本的には過去問を解くことを重視していましたが、インプットが必要な場合はこの時間にインプットをするようにしていました。
入浴後に皿洗いをしながらyoutubeでインプットをおこなっていました。
最近は無料で有益なコンテンツがたくさんあるのでホントに良い時代ですよね。
途中から皿洗いをする間も惜しくなったので食洗機を購入しました。時間をより効率的に使えるようになりましたので食洗機はめちゃくちゃオススメです!
1日の時間の使い方としては、朝は過去問を解く、夜は過去問 or インプットと分けていました。
また、皿洗い中や電車での移動時間等のスキマ時間も有効活用するように心がけていました。
【休日編】目標勉強時間は6~7時間
休日もまず起きたら過去問を解きます。
集中力が続く時間は大体決まっているので、気が抜けてきたらスパッと勉強をやめるようにしていました。
ダラダラと勉強を続けて”勉強をやった気”にならないように心がけていましたね。
午前中の勉強が終わったら妻とお出かけします。
二人の時間は今年で最後だと思っていたので、休日も家に引きこもって勉強だけをやることはせずに外出していました。
外出はリフレッシュもできて非常に良かったですね。もし、勉強に煮詰まったら散歩してみるのも良いですよ~
外出するといっても勉強道具はいつも持参していて、途中に入ったカフェで過去問を解くようにしています。
移動の電車でも中小企業診断士のyoutubeを見たりとスキマ時間を有効利用していました。
帰宅後は平日と同じように21時頃から勉強を開始し、入浴後の皿洗いの時間もインプットに時間を使っていました。
【番外編】子ども誕生後の1日のスケジュール
プロフィールにも書きましたが一次試験の前日に子どもが産まれ、そこから二次試験までの約2か月間は新生児がいる中での勉強となります。
子どもの夜鳴きがありましたので、日中は少しでも寝れる時間があったら寝たいと思うような日々でした。
それでもなんとか空き時間を見つけて、二次試験対策としてふぞろいシリーズを解くようにしました。
勉強期間中は妻にはかなり負担をかけたと思っています。家族の協力がなければストレート合格は夢のまた夢だったでしょう。
勉強期間中に心がけていたこと3選
それでは最後に試験勉強期間中に心がけていたことをお話しします。
・1年で合格してやるという強い気持ち
一つ目は、少々精神論っぽくなってしまうのは嫌なんですが、『絶対に合格するぞ!』という気持ちを持ち続けることは非常に大事です。
最初から『2年で受かればいいや』と思っていたら、1年で合格できる確率は0%です。
妻の妊娠が分かったので『こんなに勉強時間が確保できるのは最後だ』というのも後押しになりました。
・生活リズムを変えない
二つ目は普段と生活リズムを変えないということです。
多くの人は勉強時間を捻出しようとすると、まずは睡眠時間を削ろうとします。
短期戦であればそれでも良いかもしれませんが、中小企業診断士の試験勉強は1年にもおよぶ長期戦です。
睡眠時間を削ったツケは必ず回ってきます。
その他にも削れる時間はきっとありますので自分自身の1日を振り返ってみることがオススメです。
僕はポケモンGOに割いている時間が多かったので、その時間を勉強時間に充てるようにしました。電車に乗っている間のなんとなく見ていたネットサーフィンもやめるようにしました。
・勉強時間0分の日を作らない
三つ目は10分でも良いので必ず毎日勉強することです。
どんなに本業が忙しい時でも、勉強しない日は1日もありませんでした。
過去の経験から1日勉強しない日を作ると、『あ、昨日も休んだし今日もやめよう。明日休みだから取り返そう』という自分がいることを知っていたからです。
慣れないうちは大変だと思いますが、少しでもテキストを開くすることが大切です。
最初の3か月は毎日勉強することが苦痛でしたが、いつの間にか毎日歯を磨くように勉強することがルーティーンになりますよ。
まとめ
中小企業診断士の勉強は長期戦です。
毎日のコツコツが最後に大きな花を咲かせることができます。
限られた時間を有効に使って是非合格を勝ち取ってください!
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