「資格の大原って有名だけど、中小企業診断士講座の評判はどうなの?」
「大手予備校だから高いイメージがあるけど、実際いくらなのか知りたい!」
資格の大原
は、公認会計士・税理士・社会保険労務士など多くの難関資格で実績のある資格の専門校です。
ただ、中小企業診断士講座については、今は「パススル」というWeb通信講座に一本化されています。「大原=教室に通う予備校」というイメージのまま比較すると、判断を誤りやすいので注意が必要です。
この記事では、2026年9月30日時点の公式サイトの情報をもとに、大原の中小企業診断士講座の料金・特徴・口コミ・注意点を、独学でストレート合格した立場から検証します。
資格の大原の中小企業診断士講座は「パススル」のみ
2026年9月30日時点で、大原の公式サイトに掲載されている中小企業診断士のコースは5つすべてが「パススル」(Web通信)です。
パススルは、講義動画・テキスト・問題集・質問まで学習のすべてがスマホやタブレットで完結することを前面に出した講座です。大原といえば教室講義のイメージが強いですが、中小企業診断士に関しては、スタディングなどと同じ「スマホで学ぶ通信講座」の土俵で比べるのが正確です。
なお、公式サイトの講座の特長ページでは、受講生向けに大原各校の一部の教室を自習室として開放しているとされています(利用方法は学校ごとに異なるため、事前に各校へ確認が必要です)。
資格の大原の中小企業診断士講座のコース・料金
2026年9月30日時点の公式サイトの掲載価格です。
| コース | 対象 | 受講料(税込) | 内容 |
|---|---|---|---|
| パススル 中小企業診断士(1次・2次) | 2027年受験 | 74,800円 | 1次基本・1次直前・2次対策のセット。ストレート合格向けの標準コース |
| パススル 中小企業診断士(1次・2次inアドバンス) | 2027年受験 | 107,800円 | 4〜8月に2026年向け講義で先行学習し、1次科目を2回転する |
| パススル 中小企業診断士(1次) | 2027年受験 | 60,000円 | まず1次試験に集中したい人向け |
| パススル 中小企業診断士(1次科目別) | 2027年受験 | 各18,000円 | 7科目を1科目単位で受講。科目合格の残り科目向け |
| パススル 中小企業診断士(2次) | 2026年受験 | 32,000円 | 2次対策に特化。1次合格者・2次再挑戦者向け |
大原の講座を初めて申し込む場合は、受講料とは別に入学金6,000円(税込)がかかります。比較するときは、受講料に入学金を足した金額で見るのがポイントです。
割引制度として、過去に大原の中小企業診断士講座(一般価格60,000円以上)を受講した人向けの再受講割引10%OFF、大原の講座(一般価格20,000円以上)を受講したことがある人向けの大原受講生割引3%OFFが用意されています(再受講割引の対象は「1次・2次」と「1次」コースのみ。キャンペーン価格や他の割引とは併用不可)。

大手予備校の講座が1次・2次セットで7万円台というのは、正直かなり手が届きやすくなったと感じます。
パススル(大原の中小企業診断士講座)の特徴
講義は1本5分程度でスキマ時間向き
講義動画は1本5分程度に区切られていて、通勤時間や休憩時間に少しずつ進められる設計です。チャプターごとに要点確認用の「Kamiポイント」や○×問題、出題実績の高い論点には過去問ベースの「ミニテスト」が用意されています。
講義動画は専用アプリにダウンロードでき、電波のない場所でも視聴できます(ダウンロードした動画の視聴期限は2週間。パソコンへのダウンロードは不可)。
テキストはデジタルのみ(紙の教材は届かない)
テキストはデジタルテキストで、公式サイトには「教材等の発送はございません」と明記されています。PDFでダウンロードでき、文字検索・マーカー・メモ機能も使えます。
Web問題集と個人カルテで弱点を管理できる
Web問題集には過去の本試験問題も収載されていて、解いた結果は「個人カルテ」に記録されます。間違えた問題や類似問題を拾い出せるので、苦手論点の反復がしやすい仕組みです。学習スケジュールの自動設定機能もあります。
2次試験は全33事例の添削付き
2次対策では、過去問題と模擬試験をあわせた全33事例の添削が受けられます。問題・解答用紙はPDFでダウンロードでき、同じ事例を何度も解き直せます。
2次試験は公式の模範解答が公表されないので、第三者に答案を見てもらえるのは通信講座を使う大きなメリットのひとつです。

僕は添削を使わずに二次に合格しましたが、33事例の添削がセット価格に含まれているのは、この価格帯ではかなり手厚いと思います。
質問は無制限・無料
Mobile-O-haraの質問フォームから回数無制限・無料で質問できます。希望すれば電話やZoomでの質問も可能とされています。
月1回のホームルームとオンライン自習室
担当講師によるホームルーム(Zoom等のLIVE配信)が月1回あり、終了後に講師へ直接質問・相談もできます。オンライン自習室(Zoom)も定期的に開かれていて、Web通信でも一人きりになりにくい工夫がされています。
資格の大原の中小企業診断士講座の口コミ・評判
公認会計士や税理士に比べると、大原の中小企業診断士講座、特にパススルについての口コミはまだ多くありません。そのため、ここでは公式サイトに掲載されている合格者の声を紹介します(公式掲載のため、良い評価に偏っている点は差し引いて読んでください)。
添削の数と質を評価する声
公式サイトの合格者の声では、添削してもらえる問題数が多く、十分な答案練習ができたこと、独自問題があるので過去問を解き終えた後の練習にもなったこと、添削コメントに納得できない場合は質問で解消できたことが挙げられています。
スケジュール自動作成と倍速再生を評価する声
別の合格者は、学習スケジュールの自動作成で計画的に進められたこと、講義を倍速で効率よく視聴できたこと、2次試験の添削で自分の答案のずれや不足に気づけたことを挙げています。
公式掲載の声が2件とも2次試験の添削に触れているのは、パススルの強みがどこにあるかを示していると言えそうです。
申し込む前に確認したい注意点
紙のテキストが欲しい人には合わない
教材の発送はなく、テキストはデジタルのみです。紙に書き込みながら勉強したい人は、自分で印刷する手間とコストがかかります。
スマートフォンが必須
公式サイトでは、受講にあたってスマートフォンが必要とされています。申込み前に公式の動作確認ページで、自分の端末で体験講義が動くか確認しておきましょう。
初めての人は入学金6,000円がかかる
表の受講料とは別に入学金がかかります。他社と比べるときは、入学金込みの金額で比べましょう。
教室で講師から直接教わるスタイルではない
大原といえば教室講義ですが、中小企業診断士講座は現在Web通信のみです。講師に質問できる場はホームルームや質問フォームで用意されているものの、「毎週教室に通ってペースを作りたい」という人の期待とはズレがあります。

紙のテキストに書き込みながら勉強したい人は、ここは申し込む前に必ず確認してください。
資格の大原の中小企業診断士講座が向いている人・向いていない人
向いている人
- スマホでスキマ時間に学習を進めたい人
- 2次試験の添削を手頃な価格で受けたい人
- 質問回数を気にせず質問したい人
- 大原の講座を受けたことがあり、割引を使える人
向いていない人
- 紙のテキストで勉強したい人
- 教室に通って講師から直接教わりたい人
- 合格時の全額返金など、合格特典を重視する人
合格特典の手厚さで選ぶならアガルート、とにかく受講料の安さで選ぶならスタディングなど、重視するポイントによって向く講座は変わります。各社の料金とサポートは中小企業診断士の通信講座おすすめ比較で横並びにまとめています。
まとめ
資格の大原の中小企業診断士講座は、現在はWeb通信の「パススル」に一本化されています。
1次・2次セットで74,800円(税込・入学金別)と大手予備校としては手の届きやすい価格で、2次の全33事例の添削と無制限の質問が付いているのが大きな特徴です。一方で、紙のテキストが無い点と、教室講義のスタイルではない点は、申し込む前に必ず確認しておきましょう。
そもそも2次試験に添削が必要か迷っている方は、添削も模試も使わず独学で2次にストレート合格した体験から検証した二次試験に添削は必要かの記事もあわせてご覧ください。
※料金・サービス内容は2026年9月30日時点の公式サイトの情報です。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
大原で決めきれない場合は、他の講座と料金・サポート内容を横並びで比べると判断しやすくなります。




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