中小企業診断士の二次試験に添削は必要?独学ストレート合格者が正直に検証

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中小企業診断士の二次試験に添削は必要か 独学と添削の比較 二次試験

中小企業診断士の二次試験対策を進めていると、「答案の添削指導を受けた方がいいのだろうか」と一度は迷うと思います。二次の筆記試験は模範解答が公表されないため、自分の答案が合格ラインに届いているのか、独学だと本当に分かりにくいからです。

この記事を書いている僕は、予備校にも通信講座にも通わず、答案添削も模試も一切使わない完全独学で、二次試験にストレート合格しました(一次・二次ともに1年で合格)。二次で使った教材は「ふぞろいな合格答案」と、事例Ⅳ用に追加購入した「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」だけです。

しゅん
しゅん

正直に言うと、添削なしでも二次に受かることは可能です。ただ、もう一度受験するなら、僕は確実に添削サービスを使います。独学のしんどさを身をもって知っているからこそ、フラットな立場でお伝えしますね。

この記事では、売り込みではなく独学合格者の目線で、「二次試験に添削は本当に必要なのか」「添削が向く人・なくても大丈夫な人はどう違うのか」を正直に検証していきます。

この記事を書いた人

しゅん

  • 一次試験・二次試験を独学一発合格
  • 千葉大学工学部・千葉大学大学院卒
  • 妻子持ち30代中堅社員

中小企業診断士試験 試験結果

結論:二次試験に添削は「必須ではない」が、向く人にはかなり有効

先に結論からお伝えします。二次試験の添削は、全員に必須というわけではありません。独学でも合格は十分に可能です。ただし、次のように向き不向きははっきり分かれるというのが、独学で受かった僕の実感です。

添削を使った方がいい人 添削がなくても大丈夫な人
仕事や家庭で時間的な制約がある 自分のペースで勉強時間を確保できる
タイムパフォーマンスを重視したい 少しでも安く合格したい
今の自分の答案が何点で、合格ラインに届いているのかを知った上で進めたい ふぞろい等から自分で仮説を立て、試行錯誤しながら進めることに抵抗がない

ポイントは「第三者の目で、今の実力を数字で知りたいかどうか」です。ここに強くうなずくなら添削の価値は大きく、逆に「自己採点を淡々と回していける」タイプなら独学でも十分戦えます。

僕が添削なしで二次を突破した方法

まず、僕が添削を使わなかった一番の理由は費用を抑えたかったからです。「独学でなんとかなるだろう」という気持ちもありました。では、添削がない中でどうやって答案の質を上げていったのか。実際にやっていたことを具体的に紹介します。

過去問を繰り返し、そのたびにふぞろいで確認する

基本は過去問を何度も繰り返して解き、そのたびに「ふぞろいな合格答案」で確認するという地道な作業でした。二次は模範解答が公表されない特殊な試験なので(二次試験の難易度はこちら)、ふぞろいの再現答案とキーワードが、自己採点のよりどころになります。

模範解答をスプレッドシートに全部書き写し、キーワードを抽出する

特に効果を感じたのが、ふぞろいに載っている模範解答例を、スプレッドシートに全部書き写すという方法です。ただ読むだけでなく書き写すことで、そこに出てくる頻出キーワードや特徴的な言い回しをメモしていきました。たとえば事例Ⅲなら「一貫生産体制」のような言葉は頻出で、こうしたキーワードを本番の答案でも意識して使うようにしていました。

「相対評価」と捉えて、上位2割に入ることを意識する

もう一つ意識していたのが採点の考え方です。二次試験の合格率は毎年19%前後。明言はされていませんが、僕は絶対評価ではなく相対評価だと捉え、「上位2割に入る」ことを目標にしていました。だからこそ、奇をてらった解答よりもみんなが取れそうな問題を、まず確実に取ることを大事にしていました。この考え方は、限られた時間の中で何を優先するかを決めるうえでも役立ちます(二次試験の時間配分はこちら)。

事例Ⅳは早めに着手し、独学でも対策しやすかった

計算中心の事例Ⅳは、答えが明確に決まっているので、独学でも対策しやすい科目でした。僕自身、添削の必要性を特に感じなかったのは事例Ⅳです。ただし難易度は高く、事例Ⅳにかけた時間は、事例Ⅰ〜Ⅲにかけた時間と同じくらいになりました。「事例Ⅳが合否の分かれ目」と言われていたこともあり、特に注力した科目です。事例Ⅳにも記述部分はありますが、事例Ⅰ〜Ⅲの記述に慣れていれば、そこは特に気になりませんでした。

正直きつかった:添削なしの「独学の弱点」

ここまで方法を書いてきましたが、独学の二次対策には正直きつい部分もありました。ここは包み隠さずお伝えします。

一番の弱点は、自己採点をしても、その点数が本当に合っているのか信じられないことです。ふぞろいでキーワードを拾って採点しても、「この採点、本当に正しいのだろうか」という不安がつきまといました。さらに、今の勉強法や方向性が合っているのかも分からず、手応えを掴みにくい状態が続きました。

しゅん
しゅん

勉強していて「今年の合格はもう無理かもしれない」と思う瞬間が、何度もありました。あのときは、今の自分の実力がどれくらいなのか、誰かに客観的に評価してほしくてたまりませんでした。

この「第三者からの客観的な評価が得られない」ことこそ、独学最大の弱点だと思います。「あなたの今の実力はこれくらい」「ここを直せば伸びる」と誰かに言ってもらえれば、どれだけ安心して勉強を進められただろう、と何度も思いました。これはそのまま、添削指導が独学に対して持っている最大の強みでもあります。

添削が向くのはこんな人:僕が「今なら使う」理由

僕は独学で合格できましたが、今もう一度受験するなら、迷わず添削サービスを使います。その理由は、二次試験特有の「チャンスの少なさ」にあります。二次試験は、一次試験に合格した後、2回しか受けるチャンスがありません。もし1回目を独学で受けてダメだったら、翌年は有料講座(添削つき)を使っていたと思います。また一次試験から受け直すのは、あまりにしんどいからです。

しゅん
しゅん

実は僕の先輩は、二次試験に2回落ちて、中小企業診断士の夢を諦めてしまいました。二次の失敗はそれだけ重いんです。だからこそ、確実性を取りにいく価値は十分にあると思っています。

こうした理由から、時間的な制約がある人、タイムパフォーマンスを重視する人、そして「今の自分の答案が何点なのか」を第三者に確かめてもらいながら進めたい人には、添削の価値はとても大きいと思います。二次の添削指導つきの講座としてはアガルートが代表的なので、気になる方はアガルートの口コミ・評判もあわせて確認してみてください。

まとめ:まずは「診断士になること」を最優先に

最後に、二次を独学でやるか添削を使うかで迷っている方へ、独学合格者として正直な本音をお伝えします。

しゅん
しゅん

独学でも合格は可能です。ただ、合格後の実務補習で出会った人たちに聞くと、圧倒的に講座を使っていた人が多かったんです。有料講座もノウハウが年々蓄積されていて、指導の精度はどんどん上がっていると感じます。

もちろん、講座は決して安い買い物ではないので、慎重になる気持ちはよく分かります。それでも、合格後に診断士として活動すれば、その費用はすぐにペイできます。だから僕が一番伝えたいのは、独学か添削かという手段の議論よりも、まずは中小企業診断士になること、それ自体を最優先に考えてほしいということです。

自己採点を淡々と回していける自信があるなら独学で、時間やチャンスの少なさを考えて確実性を取りたいなら添削つきの講座で。あなたの性格と環境に合った方法で、合格をつかみ取ってください。二次だけでなく一次も含めた学習スタイル全体で迷っている方は、独学と通信講座はどっちがいいか合格に必要な勉強時間の目安もあわせて参考にしてください。

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