令和8年度(2026年度)の受験に備えて、試験勉強に励んでいる方も多いのではないでしょうか。
中小企業診断協会(日本中小企業診断士協会連合会)から、令和8年度(2026年度)の試験日程が公式発表されています。計画的に勉強を進めるために、確定した日程を確認しておきましょう。
なお、令和8年度は「第2次試験の口述試験の廃止」「受験手数料の改定」「インターネット申込への完全移行」という大きな変更があります。これらの変更点もあわせて解説します。
令和8年度(2026年度)の試験日程
令和8年度(2026年度)の試験日程は以下の通りです。
| 試験・発表 | 日程 |
| 第1次試験 | 令和8年8月1日(土)・2日(日) |
| 第1次試験 合格発表 | 令和8年9月1日(火) |
| 第2次試験(筆記試験) | 令和8年10月25日(日) |
| 第2次試験 合格発表 | 令和9年1月13日(水) |
第1次試験は8月上旬の土日、第2次試験(筆記試験)は10月下旬の日曜日に実施されます。令和8年度(2026年度)からは第2次試験の口述試験が廃止され、筆記試験に合格すればそれが最終合格となります。従来は筆記合格後に口述試験(翌年1月)がありましたが、令和8年度以降は不要です。
過去の試験日程
次に過去の試験日程を見てみましょう。
| 年度 | 第1次試験 | 第2次試験(筆記試験) | 一次から二次までの期間 |
| 令和8年度(2026年度) | 令和8年8月1日・2日 | 令和8年10月25日 | 85日 |
| 令和7年度(2025年度) | 令和7年8月2日・3日 | 令和7年10月26日 | 85日 |
| 令和6年度(2024年度) | 令和6年8月3日・4日 | 令和6年10月20日 | 78日 |
| 令和5年度(2023年度) | 令和5年8月5日・6日 | 令和5年10月29日 | 85日 |
| 令和4年度(2022年度) | 令和4年8月6日・7日 | 令和4年10月30日 | 85日 |
| 令和3年度(2021年度) | 令和3年8月21日・22日 | 令和3年11月7日 | 78日 |
| 令和2年度(2020年度) | 令和2年7月11日・12日 | 令和2年10月25日 | 106日 |
| 令和元年度(2019年度) | 令和元年8月3日・4日 | 令和元年10月20日 | 78日 |
| 平成30年度(2018年度) | 平成30年8月4日・5日 | 平成30年10月21日 | 78日 |
| 平成29年度(2017年度) | 平成29年8月5日・6日 | 平成29年10月22日 | 78日 |
| 平成28年度(2016年度) | 平成28年8月6日・7日 | 平成28年10月23日 | 78日 |
上の表は過去数年間の試験日程と一次試験から二次試験(筆記試験)までの期間をまとめた表です。
令和2年度と令和3年度はともに東京オリンピックによる影響で変則的な日程になっていますが、それ以外の年度は大きな変動がないことがお分かりいただけるかと思います。

令和2年度は新型コロナウイルスの影響で結局オリンピックが開催できませんでしたもんね。
過去の日程を見ると、第1次試験(2日目)から第2次試験(筆記試験)までの間隔は、おおむね78〜85日で推移しています。令和8年度は第1次試験が8月1日・2日、第2次試験(筆記)が10月25日なので、一次終了後およそ12週間で筆記本番を迎える計算です。
試験科目
一次試験
一次試験は合計7科目あり、2日に渡っておこなわれます。
試験時間は科目によって60分 or 90分であり、すべてマークシート方式の試験です。
| 試験時間 | 試験科目 | |
| 1日目 | 9:50 ~ 10:50(60分) | A 経済学・経済政策 |
| 11:30 ~ 12:30(60分) | B 財務・会計 | |
| 13:30 ~ 15:00(90分) | C 企業経営理論 | |
| 15:40 ~ 17:10(90分) | D 運営管理 | |
| 2日目 | 9:50 ~ 10:50(60分) | E 経営法務 |
| 11:30 ~ 12:30(60分) | F 経営情報システム | |
| 13:30 ~ 15:00(90分) | G 中小企業経営・中小企業政策 |
1日目は、二次試験とも関連が深い、財務・会計、企業経営理論、運営管理と二次試験には出題されないが難易度が比較的高い経済学・経済政策の4科目あります。
中小企業診断士の勉強を始める方は二次試験と関連の深い科目から始めるのが一般的です。
2日目は暗記三兄弟とも言われる、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策がおこなわれます。
暗記が中心ですので勉強期間の終盤に勉強するのが効率的です。
次に一次試験に必要な勉強時間ですが、一般的には1,000時間超の勉強時間が必要といわれています。
本業が忙しい方は1,000時間の勉強時間を1年で確保することは困難な場合もありますので、最初から2年間で合格を目指す方も多くいらっしゃいます。

ざっくり毎日3時間の勉強を丸一年続けると1,000時間を超えますね。
各科目の勉強方法等については以下の記事を参考にしてみてください。
財務・会計の難易度と勉強法
企業経営理論の難易度と勉強法
運営管理の難易度と勉強法
経営法務の難易度と勉強法
経営情報システムの難易度と勉強法
中小企業経営・政策の難易度と勉強法
二次試験(筆記試験)
二次試験(筆記試験)は4科目あり、一次試験とは違って1日で行われます。
各科目制限時間は80分であり、こちらも一次試験のマークシート方式とは違って記述式の試験です。

4科目目の事例Ⅳの頃には頭の回転が鈍くなっているのが分かるくらい体力が消耗します。日頃から長時間勉強に慣れておくことをおすすめします。
| 試験時間 | 試験科目 |
| 09:40~11:00(80分) | A 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I |
| 11:40~13:00(80分) | B 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 II |
| 14:00~15:20(80分) | C 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 III |
| 16:00~17:20(80分) | D 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 IV |
二次試験(筆記試験)は一次試験終了後に勉強を始める人が多いと思いますが、大体どれくらいの勉強時間が必要なのかは早めに把握しておきましょう。
申込方法
令和7年度(2025年度)から、申し込みはインターネット申込に完全移行しました。従来の願書(払込取扱票)による郵送申込は廃止されています。
申込受付期間内に、日本中小企業診断士協会連合会のオンライン申込システムから手続きを行い、受験手数料とオンライン決済の事務手数料を指定の決済方法で支払います。参考として、令和8年度 第1次試験の申込期間は2026年4月23日(木)〜5月27日(水)でした。最新の申込方法・期間は必ず公式HPで確認しましょう。

僕は郵送による請求が面倒くさかったので、仕事で近くまで行ったときにちょいと寄って取ってきました。願書は部屋の外に置いてあったのですぐに受け取ることができました。
※これは筆者が受験した当時の体験です。令和7年度(2025年度)からはインターネット申込に一本化され、願書の取り寄せ(郵送・窓口)は不要になりました。
気になる受験手数料ですが、令和8年度(2026年度)から改定され、第1次試験は17,200円、第2次試験は15,100円になりました(従来は第1次14,500円・第2次17,800円)。あわせてオンライン決済の事務手数料がかかります。

僕の時は一次試験が13,000円、二次試験が17,200円でした。ちょっとの値上がりとはいえ、痛いですよね。
勉強方法
中小企業診断士の勉強方法には大きく分けて以下の3つがあります。
- 独学
- 通信講座
- 予備校
費用面からみると独学が最も安価で済みますが、勉強時間は他の2つよりも多めにかかってしまいます。
通信講座や予備校は勉強すべき点を教えてもらえるので効率的に勉強が進められますが、費用面でいうと予備校は割高感を感じるかもしれません。
コスパの面からいうと通信講座が最もおすすめの勉強方法になります。
まとめ
おさらいですが、令和8年度(2026年度)の試験日程は以下の通りです。
| 試験・発表 | 日程 |
| 第1次試験 | 令和8年8月1日(土)・2日(日) |
| 第2次試験(筆記試験) | 令和8年10月25日(日) |
| 最終合格発表 | 令和9年1月13日(水) |
令和8年度(2026年度)からは口述試験の廃止・受験手数料の改定・インターネット申込への完全移行という変更があります。最新情報は中小企業診断協会(日本中小企業診断士協会連合会)の公式HPで必ず確認しましょう。
計画的に勉強をすすめ、合格を勝ち取りましょう!




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